第90号 意見を伝える

世の中では毎日色々な事が起こっていて、物の見方や価値観も様々。
今日正しいと思っていた事が、明日には間違っていたと感じる事もあるわけで、そんなフラフラした自分の意見を、簡単に人に語っていいものか思い悩むこの頃です。

今年も実家にツバメが帰ってきました!

今年も実家にツバメが帰ってきました!

複数の人と話をする時には、「聞き役」である方が気が楽なように感じますが、自分の意見を持たない、言わないというのはまた別の問題。

「不用意な一言で人を傷つけたくない」「偏った意見で人から嫌われたくない」という理由で発言を控える事も、一方で「立派な人間に見られたい」という心理が働いているからなのかも・・・。

いつも絵手紙交換しているお客様のお子さんへ送ったハガキ。

いつも絵手紙交換しているお客様のお子さんへ送ったハガキ。

平日のお昼過ぎ、もし車の運転中であれば、TBSラジオの「小島慶子のキラキラ」という番組を聞いています。番組パーソナリティーである小島さんの歯に衣着せぬコメントが面白く、恰好をつけずに、自分の感じた事をそのまま言葉にする姿勢に、ヒヤヒヤしながらも強い好感を抱きます。この番組を聴いている多くの人が同じように感じるようで、実際にかなりの人気番組なのだとか。

自分の本心をさらけ出した時、初めて討論は活発になるし、刺激的になる。協調性はもちろん重要だけど、体裁ばかりを意識せずに、その時自分が感じた事を素直に言葉にする事って凄く大切な事だと思います。

小鳥が2羽寛いでいます。鳥の巣アレンジ。

小鳥が2羽寛いでいます。鳥の巣アレンジ。

すっかり「聞き役」に慣れてしまってボーッと過ごしてきたこの頃ですが、まずは物事を良く考え、自分の意見をしっかり持つこと。そしてそれを自分の言葉できちんと伝えることができる一人の大人でありたいと思っています。

(2011.8.22 こまつ)