今年の母の日も、沢山のご注文を頂きましてありがとうございました。多忙な時期を無事に乗り越え、さてゆっくり休もうと思ったのも束の間、いつもより更に慌ただしい1か月になってしまいました。
そんな日常の中で、ホッと心を和ませる時間はとても大切ですが、今の私にとってそれは「本と料理とギター」に触れる時間です。
最近は個性的でおしゃれな古本屋さんが多く、お店を見つけると思わず中に吸い込まれてしまいます。そして定価の倍以上もする古本を手に取り、少々迷った挙句、「これも出会いだ」とついつい購入してしまいます。本の中身に興味があるのはもちろんですが、古い本独特の丁寧で美しい装丁や、人の手を経て味わいを増した雰囲気に魅力を感じます。
料理は、食べる事はもちろん大好きですが、没頭して作る時間も好きです。先日は、餃子の皮を粉から作りましたが、打ち粉(皮と皮の間に挟む粉)が少なく、1時間かけて完成した皮が全部くっついてしまっていて、泣く泣く更に1時間かけて作りなおしました・・・。それでも、旬の野菜をたくさん取り入れたり、パリのビストロで食べた料理を再現してみたり・・・と色々工夫しながら作った料理を味わう時間はとても贅沢で大好きです。
また、習い始めて5か月が経ったギターですが、ほんの少しずつでも上達してきて、更にギターに触れる時間が楽しみになりました。
最近ではテレビやラジオから流れる音楽の中に、無意識にギターの音色を探していて、今まで気が付かなかった音の魅力を感じています。胸がキューンと絞めつけられるようなギターのメロディを聞くと、「あぁ、早く私も上手に弾けるようになりたい」と焦りすら感じてしまいます。
こう考えると、私は「完全なるインドア派」だと改めて思います。「本と料理とギター」、さらに昼寝がプラスされれば、この世は天国です。ゴールデンウィーク返上で仕事をした1カ月だったので、来月は数日間でも「好きなこと三昧」な休暇がとれたらいいなと思っています。
(2009/5/28 こまつ)