この季節、それは小さな足音を立てながら確実に近づいてきます。
「あぁ、また今年もそんな季節か・・・」とつぶやきつつ、私はタンスの奥から毛糸でできた厚手の靴下をひっぱり出します。

クリスマスのディスプレイは、心があたたかくなる作業です。来月は筑波のイベント等でも装飾作業予定です。

木の蔓などで作ったシンプルで大きいリースです。草加市谷塚の住宅展示場に納品しました。

私を毎年悩ませるもの。それは「体の冷え」です。

今年は11月に入ってから日毎に気温が下がり始め、穏やかな秋から冬の入り口にまで、一気に駆け足でやってきたような気がします。本格的な冬を前に、私の手足は既に氷のように冷たくなっています。

移動花屋をしていた昨年までの冬は、何より寒さへの心構えが違っていたのか、完全無欠の防寒対策で乗り切ってきました。
しかし今年は戸外にいる状況が少なくなり、気がつけば手足はもちろん、体全体がひんやりと冷え切っている状態です。

小さなモミの木につけたフェルトのオーナメントも、一部手作りしています。

「冷え」が身体にとっていかに重大な影響を及ぼすかは周知のとおりです。冷えている人は汗が出にくく、身体に毒素が溜まりやすいのですが、その毒素は健康面でも美容面でもマイナスの影響を与えます。どんなに高くて良い化粧品を使ってみても、元の顔色が悪くては意味がありません。

この冬はそんな体質を元から改善すべく、さまざまな試みをしています。
そのひとつが「汗を出すこと」です。
以前行った岩盤浴も、一度のぼせて倒れてから遠ざかっていましたが、今度は体調を万全に整えて再び通うようになりました。冷えきった体から汗が出ているのを見るのは、なかなかうれしいものです。汗を出すことは、冷え性体質の改善にとても良いそうです。

高校時代からの友人達と温泉＆餃子を楽しむ日帰り旅行に行きました。みんな大好きな「みんみん餃子」前にて。

「なぜ冷えるのか」を知ることも体質改善のためには大切なことです。
冷えの原因は体質以外にも様々な要因が絡み合っているものですが、私の大好きな「朝の二度寝」（体のリズムが崩れる）、「白砂糖の摂り過ぎ」なども要因の一つです。
ケーキ好きな私にとって、白砂糖の摂取を控えるというのはなかなか厳しい問題ですが、健康管理を考えれば週に２、３個位に抑えないといけないのかな・・・と考えています。本当は冷えだけでなく、お腹や背中についた余分な肉のためにも。

（2006/11/29 こまつ）