今年も残りわずかとなりました。
クリスマスを終え、今度は迎春用の花の準備でとても忙しいこの頃です。

たくさんのクリスマスリースを作ったために、右手の親指と人差し指は皮膚が硬くなってゴワゴワしてきました。更に今はお正月飾りも手作りしているところなので、一体私の手はどうなってしまうのか心配です。

枝を組んで作ったクリスマスツリー。

フェルトの洋服を着せたアレカヤシ。

でも、一心に何かを作るというのはとても楽しいものです。早く完成した姿を見たくて、睡眠も取らずに作り続けることもあるくらいです。
「私はこんな性格なんだ・・・」とこの仕事を始めて、今まで気づかなかった「自分」に気づいては驚いています。

今年は、移動花屋をはじめたいと思っていらっしゃる方々からメールを頂く機会が多く、その中に「好きなことを仕事にして辛いと思ったことはありませんか？」という質問がありました。

12月上旬に行われたクリスマスリース講座の風景。たくさんのご参加ありがとうございました。

例えば朝の3時に起きて市場に行ったり、寒空のなか1日外にいたり、指がゴワゴワしたり、大変なこともたくさんありますが、これも好きだからできること。人によって感じ方は様々なので一概には言えませんが、私自身は好きなことを仕事にして辛いと思ったことは今のところないです。

花屋になるのが子供の頃からの夢というわけではなく、偶然出逢ったものですが、「好きなこと」を見つけられたのはとても幸せなことだと思っています。
また、今後は他にもたくさんの「好きなこと」を見つけるかもしれないし、そうありたいとも思っています。

今年もたくさんの種類のリースを作りました。

今年もたくさんのご愛顧、ありがとうございました。
来年も四季旅人をどうぞ宜しくお願い致します。

（2005/12/26 こまつ）