今年もチューリップの季節がやってきました。
恒例になったチューリップのブーケの販売は、北海道から沖縄まで日本全国からご注文をいただき、小さなアトリエから多くのブーケを発送しています。
ありがとうございます。
花には仕入れロットがあり、基本的に1品種につき10本単位で仕入れます。
10品種を1本ずつ使って束ねた10本入りのブーケをひとつ作るためには、最低でも100本のチューリップを仕入れることになります。
店舗があれば残りの90本を店頭に並べて販売することもできますが、当店は実店舗はないのでそれができません。
そのため日を限定して、一度にまとめてご注文をいただくことで制作&販売ができる商品です。
仕入れの日は早朝から市場で品定めをして、目的にあった品を揃えていきます。
複数の色をクラッシュさせたかのようなカラフルな配色が特徴なため、発色が良く、新鮮で長持ちしそうなもの、束にしても美しいように丈も長すぎず短すぎないものを慎重に選んでいます。
最近のお洒落で珍しい品種はもちろん素敵ですが、ブラウンやベージュ、くすみカラーが多く、これらをブーケの中に入れると悪目立ちしてしまい、上手く馴染みません。
また価格も高いことが多く、ブーケの値段を見直さねばならなくなるため、基本的には避けています。繊細な色合いを最大限に引き立たせることができる別の商品で使うのが妥当だと考えています。
市場で仕入れたチューリップはその日のうちに束ね、梱包して発送するため、毎度緊張感を伴いますが、配送伝票の入力や発送作業を手伝ってくれるスタッフの力に支えられています。以前は全てひとりで作業していましたが、数も多いので、プレッシャーも大きなものでした。今、彼女達は実務的な部分はもちろんですが、心理的な部分でも大きな支えとなってくれています。
もっと沢山仕入れて、スタッフも増員して、より多くの注文を受けられるようにすればよいのかもしれませんが、商品の質を大切にしたいという思いも強く、一日に受注できる数は限られています。その分、発送日を増やすことで可能な限り多くのご注文にお応えできるように、と思っています。
リピーターの方も大変多く、一度手にしてくださった方からすればチューリップの魅力は言わずもがなだと思います。
過去の記事にもチューリップの魅力について触れたものがございますので、よろしければご一読ください。
→【過去記事】第232号 チューリップの魅力
今期はあと3回ご注文を受け付けます。
小さな春の訪れを楽しんでいただけますように。
(2026.1.30 こまつ)

