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> 第41号「偉人に習え」
四季旅人フラワーデザイン教室では、「カラーリングセミナー」をカリキュラムに取り入れています。
これは花を習い始めて3年目の上級コースの生徒さんが対象で、ワークブックを用いた講義と、色彩のコントラストを活かすフラワーアレンジ実習の2本立てのレッスンです。
美しい作品を作るためには、熟練したテクニック以外に花材選びがとても大切で、その大きな手助けになるのが「色彩に関する知識」です。
眺めるだけでも楽しい、色に溢れた色彩学のテキスト。
コルビュジェ展。見ごたえある展示です。9月まで開催中。
例えば、1本の赤いバラが放つ美しさ。他の色のバラも美しいですが、赤いバラの持つ美しさは強烈で、私たちの心に強く訴えかけるものがあります。
これを色彩学の視点から見てみると、バラの花の「赤」と葉や茎の「緑」は、全く反対の性質を持つ「補色」の関係にあると言えます。補色の組み合わせは最もコントラストが強く、互いの色を引き立てあう相乗効果があり、たった1本の赤いバラに宿る完成された美しさの秘密が、ここにあるのだと納得できます。
一般的にカラーコーディネートには「理論」と「感性(センス)」の両方が大切と言われています。花色や、その組み合わせが無限である以上、この仕事に関わる限り色彩の基本的な知識は必要不可欠ですが、あまりそれに縛られるのも面白くありません。頭で考えるよりも、心で感じる方に重きを置きたいものだと常々思っています。そうであれば尚更、感性も日頃から意識して磨く必要があるようです。
先日、森美術館で開催されている「ル・コルビュジェ展」に行ってきました。現代建築の巨匠であるコルビュジェが、どんなに多忙な日であっても、午前中は絵を書くために時間を費やし、午後に建築の仕事をしていたことを始めて知りました。絵画はインスピレーションの源泉であり、自己を探求する場でもあったとのことです。
フランス語講座は現在夏季休講中。ここで独学に励むかどうかが分かれ道。(ということはわかってる)
お客様からお誘い頂き足立の花火大会に。土手で寝転がって見た花火はすごく綺麗でした。
つい目の前にある仕事ばかりに気をとられがちですが、仕事以外の何かに熱中することは、人生をより濃くより豊かにし、感性も鋭く研ぎ澄ませてくれるのでしょう。私も偉人を見習って何か始めようか・・・と思い、部屋をぐるっと見渡した視線の先に、既に1ヶ月閉じられたままのフランス語のテキストが鎮座しているのを発見。ちょっと心を痛めつつも、思わず目をそらしてしまいました・・・。
(2007/07/31 こまつ)