今年度は自分にとって節目の一年。
人生の折り返し地点に立っているという自覚とともに、いわゆる「ミッドライフクライシス」の渦中にいることに、戸惑いを感じています。
この一年は学生時代からの同い年の友人たちと旅行をしたり、食事をしたりして、共にここまで元気に頑張ってきたことを祝い、少しずつ表れ始めた体の不調や未来への不安を共感しあう時間を持つことができました。ライフスタイルは異なれど、同じ時代を生きてきた同志として、互いを労う貴重な時間になったと思います。
折り返し地点ということは、今まで歩んできた道と同じ距離が先に続いているわけですが、なぜか自らブレーキをかけてしまうというか、きっと無理だろうなとか、今より上手くできないだろう、と自分自身が未来を悲観的なものとして捉えていることに、友人と話す中で気がつきました。
でも周囲を見渡せば、私より年上の方たちがイキイキと日々を楽しんでいる姿がなんと眩しいことか。
少し年上の花屋の先輩たちは国内外にトレッキングに出かけて珍しい植物の写真を撮ってきたり、花教室にお越しいただいている生徒さんの中には、カナダにオーロラを見に行ったり、留学をされたり(しかも英語圏外)、占いを習い始めたという方もいらして、そのパワフルな行動力に大いに刺激をいただいています。
さて私はどうしよう。
子供が二十歳になった頃に家族でメドックマラソンに出場できたら面白いかな。
ボルドーのワイン畑を走り、給水所で水の代わりにワインを飲むユニークなフルマラソンに出場したら、何だかとっても楽しそう。
目標を掲げればトレーニングにもやる気が出そうだし・・・
2025年、まずは体の不調を治して、フルマラソンに挑むための体力作りに励みたいと思います。
(2025.1.31 こまつ)
