秋の訪れを感じるようになり、衣替えを少しずつ始めています。
服を見ながら思う事・・・「同じようなものばかりだな」
どれも飾りのないシンプルな服ばかり。
色も黒と白がほとんどで、グレー、ベージュ、ネイビーといったベーシックな色が少しあるくらいです。
服に限らず、昔から見た目がさっぱりしたものが好きです。何かを購入するとき、デザインがよりシンプルなものを選ぶので、お店で迷うこともありません。
以前、この四季旅人通信でご紹介した食器類もそうですし、調理器具も、布団カバーやタオルも、全てがそんな感じ。おかげで部屋の中すべてが清々しい雰囲気です。
私自身のヘアスタイルもショートで、最近はメイクも必要最低限に。
実は1年前から、化粧品や乳液といった基礎化粧品を使うのをやめました。
こんな話を人にすると、とても驚いた(というよりもちょっと引いた)表情をされますが、意外にも大きな肌トラブルがありません。
正確に言うと、肌がすごく良くなったわけではないけど、悪くもなっていない。特に何も変わらない、という結論に至りました。(個人差があると思いますので、良く調べて行ってくださいね。)
化粧品を置いていたスペースが空き、そろそろ在庫がなくなるから買わなくちゃ、という気持ちの負担もなくなり、心身共に「さっぱり」しました。
日々の暮らし中で、物事を深く考えずに繰り返し続けてしまうことが多いのが常だと思います。
でも時に立ち止まって周囲を見まわし、取捨選択して暮らすことで、心が軽くなり小さな幸せを感じられるようです。
歳を重ねれば重ねるほど、多くを抱えてしまうもの。
自分にとって心地よい空間で、これからも軽々と日々を楽しんでいけたら何より幸せです。
「Less is more」(少ないほど豊かである)ドイツ人建築家ミース・ファン・デル・ローエ
(2018.10.2 こまつ)