やさしい気持ち

通学路で手袋の片方をなくした息子。

翌朝、登校中に道端に落ちているのを見つけるも、本人曰く「通学班の歩みを止める勇気がなかった。驚きすぎて拾えなかった。」とのこと。

その日の夜。
私と息子は日が落ちて暗くなった道を懸命に探し、近くの居酒屋さんや定食屋さんにも聞きましたが、結局みつけることはできませんでした。

でもなんとなく、どこかにまだ落ちているような気がして翌日も諦めずに探していたら、ハンコ屋さんの前の柱に息子の手袋が。
汚れないようにビニール袋に入れて、ガムテープで柱に留めて下さっていたのでした。

嬉しくて嬉しくて、二人で何度もハンコ屋さんにお礼を言って帰りました。
やさしい気持ちになる出来事。
自分もいつか誰かに同じことが出来るように、心にとどめておきたい出来事です。

コメント

コメントする

目次