第200号 200歩の足あと

月に一度のペースで更新してきた四季旅人通信が200号を迎えました。
途中、産休で更新もお休みすることもありましたが、振り返ってみれば200歩の足あと。

「四季旅人通信、読んでますよ。」と声をかけて頂いたり、感想をお聞かせ下さる方もいらして、そんなやりとりが励みとなってここまで続けてくることができました。

さすがに200ともなると、毎回どんなテーマにするか悩むことも多いのですが、その時に思ったことや他愛もない出来事を文章にまとめることは、日々流れゆく暮らしの中の句読点を打つ作業のようで、自分の思考の整理にも繋がっています。

プライベートで日記をつけることも、また写真もほとんど撮らない自分にとって、四季旅人通信は唯一の「記録」のため、アーカイブを消すことはしませんが、私自身は過去の記事を読み返すことは、あまりしません。

この仕事を始めたばかりの第1号の頃に比べて、仕事や人生に関する価値観も大きく変わったと思うので、拙い自分を直視する様で恥ずかしい気持ちになるのです。

でも過去を懐かしんで、「あの頃の方が良かった」と思わずにいられるのは幸せなことだと思います。これまでの人生も、明日も明後日も、後悔のないように。時々にでも自分を見つめ直し、今自分が本当に必要としているものは何かをきちんと考えられるように。

とてもゆっくりなペースではありますが、今後もまた小さな一歩を積み重ねていけたらと思います。

これからも四季旅人通信をよろしくお願いします。

(2021.5.26 こまつ)

 

越谷の久伊豆神社にて。亀の甲羅干し。

神社に隣接する植物園にて。