日々の暮らしの中で、大切にしていることは何ですか。

私は心身を健やかに保つことを、一番大切にしています。
20代半ばで体調を大きく崩した時から、健康であることのありがたさを人一倍感じて生活していると思います。

まずは良く眠ること。
子供が小さいことも関係していますが、毎晩9時から10時頃には布団に入って眠っています。

そして良く食べること。
特に白いご飯をたくさん食べます。朝から、ご飯、お味噌汁、おかずをモリモリ食べます。
身体を作っているのは毎日の食べ物なので、どんな健康法よりバランスの良い食事を摂ることが一番大切だと思っています。

そして最後に、物事に執着しないこと。
今あるものを当たり前だと思わない。今持ってないものを絶対に得ようとも思わない。
明確な目標をあえて持たず、その時その場の判断を大切にしようと思っています。

とは言っても、生身の人間。
そう簡単にはいきません。
心がざわざわすることもあるし、考えなくてよいことを考えて疲弊することもしばしば。

例えば、花屋の仕事はとても楽しいし大好きです。
ただ、この仕事をこの先もできることならずーっと続けたい、と思った時点で少し息苦しさを感じてしまいます。

なぜなら未来のことは誰にもわからない。
仕事の依頼が少なくなって経営が難しくなるかもしれないし、体調を崩してそれどころじゃなくなるかも。
そもそも、もっと他にやりたい仕事が見つかって、転職してしまうかもしれないのです。

そんな時、「明日は明日の風が吹く。なんとかなるさ。」と思うと心がとても楽になります。
心を健康に保つには、このくらいの心持ちが一番自分に合っているような気がします。

そんなことを常々思っているからでしょうか。
2歳になった息子の最近の口癖は、「ま、いっか」。
さすがに小さい子供が発するには、ドキッとするワードではありますが、それもま、いっか。

（2017.4.30　こまつ）

朝は5時起床。少し遠い市場へ行くときは3時起床です。

花の仕事はおもしろい。飽きることがありません。

市場から戻ってきて花の水揚げが終わったところ。