第107号 辿り着いた場所

昨年秋に、鉄骨3階建ての小さなテナントビルを購入しました。

この1年、私達夫婦にとって理想の住まいとは何であるのか話し合いを重ねた末、辿り着いた場所がここになりました。

?小さなテナントビル。これからが楽しみです。

?小さなテナントビル。これからが楽しみです。

これに手を加えて、これから住居にコンバートしていきます。

1階は不動産屋さん、2階はスナック、3階はカイロプラクティックが入っていた商業ビルだったそうです。1階はリフォーム済だったものの、2階と3階はそのまま。特にスナックだった2階は、重厚感あるカーペットやバーカウンターもそのまま、シャンデリアやボトルキープの棚までついていて、窓もひとつだけ!

パフィオペディラムというラン。立ち姿は人のよう。

パフィオペディラムというラン。立ち姿は人のよう。

これが住居になるのだろうか?と、たじろぐ人も少なくないと思います。私も初めて見た時は、思わず笑ってしまったほどでした。

フロア毎にトイレだけは付いているのですが、お風呂やキッチン、ベランダ等はないので、新設するための工事が今月からスタートしました。窓を新しく作ったり、天井や壁を取り払ったりして、適度に開放感のある個性的な「住居」に生まれ変わる予定です。夫がこの設計を担当したため、ここ数カ月は2人で図面を見ながらイメージを膨らませ、理想の家を紙面上で作り上げてきました。

春らしい色合いのバスケットアレンジ。

春らしい色合いのバスケットアレンジ。

費用を抑えるために、床や壁の工事は自分達で行う部分も多いのですが、日曜大工が好きな私にとっては、これも楽しみのひとつです。今までにないスケールのDIYですが、入居後も手を加えながら、のんびりと作業を進めるのも面白そうです。

1階部分は念願の広々とした夫婦共同の作業場と事務所になり、八重桜が咲く頃には仕事の拠点もこちらに移す予定です。移転をしましたら、改めてホームページ上でもご報告をさせて頂きます。

(2013.1.27 こまつ)