第72号 アジアの魅力

2月上旬の約1週間、お休みを頂いてインドネシアのバリ島に行ってきました。
今までは寒い時期に、より寒いヨーロッパに行く事が多かったのですが、今回は初めての東南アジア旅行で、出発前から好奇心でいっぱいでした。

ヴィラ内を彩るプルメリアとマリーゴールドのアレンジメント。

ヴィラ内を彩るプルメリアとマリーゴールドのアレンジメント。

宿泊は「ヴィラ」と呼ばれる、日本で言う「コテージ」のような所で、1棟ずつが独立している贅沢な空間。ハイビスカスやブーゲンビリア、プルメリアといった南国特有の美しい花木が庭を彩るヴィラの中には、プライベートプールやオープンエアのキッチン&リビングがあり、真夜中にプールに浮かびながら見た星空の美しさは、言葉では表せないほど美しく、まさに「楽園」そのものでした。

南国ではポトスもこんなに大きく育つようです。

南国ではポトスもこんなに大きく育つようです。

また物価も安いので(観光客向けのお店は高いですが)、気軽に度々アロママッサージを受けたり、現地の食事を存分に堪能する事も出来ました。インドネシア料理、バリ料理は香辛料が多く使われていて、ナシゴレンの美味しさはもちろんのこと、レモングラスというハーブを使った焼き鳥(現地でsateと呼ばれる)は爽やかな風味で特に美味しかったです。

また、様々な香りの高品質な石鹸が豊富で、「アロマテラピー」に興味がある方は是非お勧めしたい場所です。

「神々の国」といわれるバリにはお寺が沢山。これは「こま犬」。

「神々の国」といわれるバリにはお寺が沢山。これは「こま犬」。

海外に出るといつも、「いつの間にか頭が固くなっていた自分」に気がつかされます。真の豊かさとは?という問いが自然に頭に浮かびます。

太陽が水平線に沈む瞬間の、ヤシの木のシルエットの幻想的な美しさ。

熱気と湿気の入り混じった夜の空気が、人々を包み込む優しい雰囲気。

バリ人の呑気で穏やかな人柄と笑顔。

伝統的なバリ料理の数々。右側がsate(サテ)。

伝統的なバリ料理の数々。右側がsate(サテ)。

忙しい日々の中で忘れがちなものを、今回の旅の中で思い出す事が出来ました。のんびりした空気の中で強烈なインパクトをくれたバリ島に、またいつか必ず赴きたいと思います。

(2010.2.22 こまつ)