第51号 いつもありがとう

今年も母の日ギフトのご注文を頂きまして、誠にありがとうございました。

この仕事を続けていられるのも、家族の理解あってのことですが、毎年この時期は業務に追われ、自分の母へのプレゼントはすっかり後回し。
今年こそは、家族に感謝をこめて何かプレゼントを・・・と思っていたところ、かつて勤めていた会社の上司から、花の注文の電話を頂きました。

宿では僕にもご飯(鳥のささ身と牛乳)がでました。ケンタ

宿では僕にもご飯(鳥のささ身と牛乳)がでました。ケンタ

大笹牧場にて。優しい顔立ちのお馬さん。

大笹牧場にて。優しい顔立ちのお馬さん。

上司「ところで、ご家族は元気かい?ご両親を旅行に連れて行ったことはあるの?」

私 「・・・ないですねぇ。いつかは親孝行したいのですが。私もまだ未熟ですし。」

上司「いつまでもご両親が元気とは限らないよ。」

そんな電話でのやり取りがきっかけになり、突如として「家族旅行計画」が浮上。母の日の翌週末、ケンタ(犬・オス・12歳)も連れての初の鬼怒川温泉1泊旅行に行ってきました。

高原の散歩は格別でした。

高原の散歩は格別でした。

祖父母が生きていた頃は、「旅行に行くなら実家に・・・」という母の強い希望で、車で2時間程の栃木の田舎に帰る事が多く、旅行らしい旅行はしたことがない私たち。父も母も初めての家族旅行が楽しみなようで、出発日の随分前から嬉しそうでした。

宿に着くなり、「泳いでくるぞ」と言い残しお風呂に向かう父。母と妹は観光地に良くある「写真撮影用の顔を出すパネル」から顔を出しての記念撮影。ケンタもかつてないほどの大興奮。さらに極めつけは、宿に届いた親戚一同からの祝電。(!)

霧降高原道路は山つつじが真っ盛り。息を呑むほどの美しさです。

霧降高原道路は山つつじが真っ盛り。息を呑むほどの美しさです。

ちょっと大げさな気もしますが、両親の兄妹までもが我家の初の家族旅行を喜んでくれたのは、私としても嬉しい限りでした。

決して贅沢な旅行とは言えませんが、天気にも恵まれ、素敵な思い出の1ページを増やすことができました。今度は、家族同様に大切な存在である叔父や叔母も一緒に、大勢で旅行できたらいいな・・・と思っています。

(2008/06/16 こまつ)