第45号 自分の癒し方

ぽかぽかと日差しの気持ちよい日もあれば、木枯らし吹きすさぶ真冬のような日もあり、季節の変わり目を肌で感じています。
花の市場はクリスマス一色。鉢植えは、ポインセチアやシクラメンが市場の敷地の大半を占め、切花はモミやヒバ、杉などの針葉樹や、サンキライ等の木の実が所狭しと並んでいます。
冷たい空気の中に、暖かい色の花々。針葉樹のさわやかな独特の香り。1年を通して、この季節の市場の雰囲気が一番大好きです。 心も身体もシャキッとして、何となく楽しい気持ちになります。

ハーブ講座最終回は「スパイスで作るブローチ」。来春もハーブ講座を予定しています。

ハーブ講座最終回は「スパイスで作るブローチ」。来春もハーブ講座を予定しています。

 

そして、ここから年末に向けて四季旅人にとっては一年で一番忙しい季節になります。
通常の業務に加えて、クリスマスリース講座等のイベント依頼や、お客様宅のお庭の冬支度。年末年始休暇前で、企業様からの駆け込み注文も多く入り始めます。あっという間に一日が終わる日も少なくありません。

リース講座を待ちわびるリースベース100個。かさばって困ります。

リース講座を待ちわびるリースベース100個。かさばって困ります。

寒風の中でのガーデニング作業や、小さなプレハブ製のアトリエで行う、夜遅くまでの手仕事は、冷え性の私にとってはなかなか過酷な状況です。そんなこともあって、一日の終わりに温かいお風呂に入ることが、何よりの楽しみになりました。

公園で寝転がって撮影した秋の空。

公園で寝転がって撮影した秋の空。

お湯に足を入れたとたん、「あ~。しあわせ~。」としみじみつぶやいてしまうほどです。リラックス効果の高い「ラベンダー」や、身体を芯から温めてくれる「ジュニパー」(ヒノキ科の果実)のアロマオイルをお湯に垂らし、冷え切った身体を温めるのは至福のひと時です。
雑誌やコーヒーまでお風呂に持ち込んで、長時間浴室を占領することもしばしば・・・。そしてガサガサになってしまった手足に、好きな香りのクリームを塗りこんで、身体が温かいうちに布団に入る!これぞ、私にとっては究極の癒しの時間です。

 バラの花束。出荷が始まった春の花「スイトピー」を添えて。


バラの花束。出荷が始まった春の花「スイトピー」を添えて。

毎朝、布団から出るには勇気が必要な季節ですが、「よし。起きるぞー!」と声に出して言うことで、自分の身体に喝を入れて起床しています。体調を崩して寝込むことは、絶対にできない季節。今年の冬も気合いで風邪を吹き飛ばして、頑張りたいと思います。

 

 

 

 

 

(2007/11/26 こまつ)