第24号 OFFの追求

ONとOFFのラインが最近特に曖昧になりつつあるように感じます。

自営業というのは全てを自分自身で管理しないといけないわけで、「ここから仕事」「ここから休み」という区切りも、もちろん自分でつけないといけない。
でも区切りをつけなくても誰も何も言わないし、仕事に支障が出なければOKという考え方もあると思います。

右は母のギター。母が弾いているのは見たことがありません。(途中で挫折したと予想される)

右は母のギター。母が弾いているのは見たことがありません。(途中で挫折したと予想される)

とはいえ仕事はできるだけ短時間で効率よく終えて、OFFを充実させることは、人生を充実させるということ。ひいては仕事にも良い影響を与えるはずだと、反省しているこの頃です。

それを継続実行するにはどうしたら良いのか・・・と考えて出た答えは、「夢中になれるOFF」を探すこと。ONとOFFを明確に区別するためにも、仕事に全然関係のない新しい趣味を見つけたいと考えています。

そこで目をつけたのが「ギター」です。
実は7、8年前に自分でギターを買って、独学で練習をしましたが、効果がなかなか表れず挫折してしまいました。
でも今そのギターを妹が上手に弾きこなしています。彼女も自分で本を買って、ひとりで練習していたようなので、その成果には驚きです。

妹のキーボード。少し借りて弾いてみましたが、まったく指が動かなくてショックでした。

妹のキーボード。少し借りて弾いてみましたが、まったく指が動かなくてショックでした。

もともと私も音楽好きで、子供の頃はピアノ、中学・高校では吹奏楽部でフルート、更に高校生の時にはバンドブームに乗っかってバンドを結成し、サックスを担当していました。

音楽好きは祖父や母の影響も大きいようで、祖父はバイオリンやギター、マンドリン(弦楽器)を弾き、戦後の物がない時期には自分で木琴を作って弾いていたほど。母も若い頃にギターや三味線を習っていたそうで、押入れの奥に多くの楽器が眠っています。

ギターの教則本と先生(妹)はそろっています。あとは私のやる気のみ。

ギターの教則本と先生(妹)はそろっています。あとは私のやる気のみ。

そんなこともあってか、老若男女問わず、楽器の演奏できる人に大きな魅力を感じます。自分がギター片手にカッコよく歌を歌っている姿を妄想し、そのためにもメリハリのある毎日をおくろう、と自分に言い聞かせています。
(2006/02/28 こまつ)