第8号 或る一日

秋の味覚

秋の味覚

朝七時に目が覚める。
家族と挨拶を交わし、日課である散歩に出かける。
秋の風は頬に冷たく、季節の移り変わりを確かに感じさせる。
木々の葉は色づき、やがて落ちる。
そして春に息を吹き返して花を咲かせる。
世の中はこれの繰り返しだ。

ん?おなかが活動してきたぞ。
それ、うんちだー!
草むらを書き分けて、一等地を探し出す・・・すっきりした気分でまた歩き出す。
向かいからやってくる友人と二、三言葉を交わし、家路を急ぐ。
もう疲れたのだ。
家に着いたら水を飲もう。
ビーフジャーキーも食べよう。
そしてたっぷり寝よう。
夕方には今日二回目の散歩が控えているから・・・。

旺盛な生命力

旺盛な生命力

悲しき街角

悲しき街角

 

 

 

 

 

 

これが小松ケン太の一日である。

(2004/10/19 かわはら)